12月5日(火)に開催が決定した、作詞家昆真由美の作詞力UPゼミ。

講師を務めていただく昆真由美 先生に作詞ゼミをやろうと思った理由や作詞のおもしろさについてお話しを聞かせていただきました。

作詞をやってみたいけど、どうしたらいいか分からない…。何度か作詞をやってみたけど、もっとうまくなるにはどうしたらいいんだろう? 作詞についてココが知りたい! そんな作詞についてのお悩みのある人たちにおすすめの作詞ゼミ。12月5日(火)よりスタートです。


◆作詞を学べる場所が少ない、だからやろうと思った

-今回、どうして作詞ゼミをやろうと思ったのか、そこから聞かせてもらえますでしょうか?

【昆】まず、私自身、最初の頃に感じたことだったんですが、作詞っていいな、とか、作詞家になりたいな、って思った時に学ぶ場所って、あまりなくて。だから、まずはそういう場を作りたいと。

あとは、作詞って特殊な作業で。文字を使うモノだけど、小説でもなければ、エッセイでもない。曲には欠かせないけど、作曲でもないし。だから、作詞に関しては、ちゃんとひとつのジャンルとして向き合わないといけないモノだって感じていて、作詞に特化する形で何かをやってみたいなって想いがありました。自分も作詞という1つのジャンルと向き合って学んできてすごく楽しかったので、そういうことも伝えられたらいいなと思っています。

-作詞の特徴としては、どんなことがあるんでしょうか?

【昆】ひとつは、作詞は時代を映し、時代に合わせて変わっていくものだってことですね。たとえば、ゴールデンボンバーの「女々しくて」という曲。これまでは「女々しくて」という言葉は、マイナスの意味でしか使われていなかったんですけど、ゴールデンボンバーのこの曲が出てくる頃には、「女々しい」って言葉もそんなに悪くない、っていう雰囲気がでてました。結局、流行る曲が時代を映してるとも言えるのかもしれません。

あと、もうひとつ、作詞の特徴として、作るのは作詞家なんだけど、発信するのは自分ではなくアーティストだという点ですね。そこが他の作品作りとは大きな違う点。それが作詞の一番の面白さだとも思います。

-発信する人が異なると、言いたいことが言いやすくなる感じなのでしょうか?

【昆】言いやすくなるというか言いたいことが増える、自分がいろんな人になれるみたいな感覚ですね。

ジブンと同じ30代で女性で、という立ち位置だけに限らず、自分が女子高校生の気持ちになったり、男子高校生の気持ちになったり。実際の自分とは、全然異なる人間に感情移入しながら書いたりします。これまでに生きてきた自分とは違う自分になれるのは、知らない場所に旅ができる、そんな感じでおもしろいですね。最近だと、男の人目線の曲が楽しい。自分が言われてカッコイイって思える言葉を探すのがすごく楽しい。

大事にしているのは自分が1番の聞き手であるということ。1番最初の聞き手であって、1番の自分のファンでもあるというか、自分が聞いてイイ曲!とか、面白い曲!って思えなかったら絶対に伝わらないと思うので、自分の曲に対してちゃんと聞き手の側でいたいとは思ってます。

-歌い手の側にもなりつつ、聞き手の側にもなりつつ、その両方の側に立っているんですね。

【昆】そうですね。作詞をするときには、いろんな人の立場に立つようにしています。

まず作っている自分自身、受け取るプロデューサーや事務所側、歌い手であるアーティスト、聞いてくれるアーティストのファンの人達、そのすべての人から見て良いと思われるモノでないといけない。このアーティストが歌うときに、適した言葉なのか、不自然がないのかなど、色々な視点で見直すことが大事だなと思います。

◆心に響く歌詞を書くには?
-直球に聞きます。「心に響く歌詞」を書くには何が必要なんですか?

【昆】私の場合は、わかりやすいものを書く、ということをいつも念頭に置いています。わかりやすくするということが、実はすごく難しい。簡単な言葉を入れればいいというわけじゃなく、例えば10のモノを作って7の部分をそぎ落とす、そんな世界。そこをちゃんとわかりやすい3の完成形に落とし込めるかどうかが勝負だなとは思います。考えて、考えて、出てきた言葉をはめる、そのプロセスが大事だから、それをゼミの中でもやりたい。集めて削るということかな。

あと、心に響く歌詞を書くために必要なのは、やっぱりなりきること。相手の気持ちをひたすら考える、ってことなのかなと。さっきも出た、いろんな人の立場に立つということですね。ちょっと言葉を変えると、思いやり。自分でいいなと思えたとしても、自分だけの感覚だったらやっぱり響かない、そこに何が足りないかって考えると聞く人に対する思いやりなのかなと。

-たとえば、熱狂的なファンだったり、子供向けだったり、自分とは異なるタイプのお客さんに向けた曲を作る場合はどうするんですか?

【昆】その時は、研究から始めますね。子供向けだったら、子供に向けた曲をまずリサーチして聞いてみる、子供に向けた作品を見てみる、とか。そして、感情移入をしまくります。きっと、自分が子供じゃなくても、子供が感じる気持ちと同じ感情が自分の中のどこかにあるはずで。それは違うシチュエーションかもしれない、でもジブンの人生の中でも感じたことはあるんだと思っていて。その共通した感情を抽出することが、歌詞の作業で必要だと思います。

たとえば、不倫の歌があります。そこになぜ共感するのかというと、それはみんなが不倫をしているからってわけではなく、不倫の時に感じるどうしようもなく好きだ!と言う気持ちが、不倫以外の場面でも共感できるから。だから、シチュエーションではなく、感情に対して共感してるんだなと。そういうことも紹介できたらいいなって思います。

◆作詞に悩んでる人に来てもらいたい
 -どんな人に来てもらいたいですか?

【昆】作詞が好きだっていう人に来て欲しいし、作詞が苦手だけど、どうにかしたいって思ってる人にも来て欲しいですね。もちろん、アーティストや作詞家を目指してる人にも来てもらいたいです。でもやっぱり1番は、悩んでる人に来てほしいですね。作詞に悩んでる人に来てほしいなぁ。

曲作りは、1人でやることが多いかもしれないけど、第三者に関わりながら作ることで、今まで見えなかった角度からも見えてくると思うので。少し視野が狭めになってしまったり、悩んだりしている人には、すごくいい刺激になるんじゃないかなと思います。

 -第三者の視点はやっぱり大事なんですね

 【昆】大事です。だから、自分の気づけなかったことに気づけるといいなって思います。何かしらの解決のきっかけを提示できるような感じにはしたいですね。

 -具体的には、この作詞ゼミの中ではどんな内容を予定していますか?

 【昆】まずは作詞についての基本の部分を伝えます。歌詞の基本的な構造、絶対に守るべきルールなどを学んだうえで、みなさんに書いてきてもらったものを、他人に見せても伝わるかどうか、それを実感、体感してもらう、そんな授業にしたいと思ってます。

また、曲の分析をするコーナーも作ります。時代によって曲は変わるので、今、流行っている曲や最近の曲を取り上げて、そこで使われている歌詞のテクニックを説明できたらなと。第1回目の歌詞分析は「もう恋なんてしない/槇原敬之」「ごめんなさいのKissing You/E-girls」の2曲の予定です。

そして課題曲のメロディを用意して、事前に歌詞を書いてきていただく実践型のワークショップもおこないます。第1回目の課題曲はコチラ⇒https://youtu.be/pXoF9Qx1Ll8
女性アイドルが歌うラブソング、という前提で、歌詞を書いて、当日持ってきてください。

基本的に、J-POPのジャンルを中心にやりたいなと考えています。何かあればリクエストもいただければそれにお応えすることもやります!って感じですね。
ご自身がやられている音楽のジャンルと異なっていても、多くの人に届けたいって気持ちが同じ人であれば、作詞という点で共通する部分は多いと思います。
知識として学ぶ以上に、体験して学ぶことの方が身につきやすいしモノになりやすいと思うので、体感型の授業を心がけていきたいです。

-最後にこれを伝えたいということがあれば 

【昆】実際に歌詞を書いてみて、体感して身につけてもらいたいってことです。本だけで分かる事は少ないと思うので。
J-POPを基本に、ワークショップを通して、心に響く歌詞を書く方法を、たくさんの人に体感してもらえたらいいなって思います。

作詞力UPゼミを開催します! このゼミでは、アーティストや作詞家を目指している方を対象に、作詞力の向上を目指します。毎月実施する定期講座で、講師は、チャン・グンソクの「淡い雪のように」の作詞を手がけられた昆 真由美さん。作詞について毎回2時間たっぷり学べる作詞ゼミ、はじまります!

情報源: 作詞力UPゼミを開催!講師の昆真由美さんに開催に向けた想いを直撃インタビュー!! | ホムラサウンドのブログ

mayumi kon歌詞コラム12月5日(火)に開催が決定した、作詞家昆真由美の作詞力UPゼミ。 講師を務めていただく昆真由美 先生に作詞ゼミをやろうと思った理由や作詞のおもしろさについてお話しを聞かせていただきました。 作詞をやってみたいけど、どうしたらいいか分からない…。何度か作詞をやってみたけど、もっとうまくなるにはどうしたらいいんだろう? 作詞についてココが知りたい! そんな作詞についてのお悩みのある人たちにおすすめの作詞ゼミ。12月5日(火)よりスタートです。 ◆作詞を学べる場所が少ない、だからやろうと思った -今回、どうして作詞ゼミをやろうと思ったのか、そこから聞かせてもらえますでしょうか? 【昆】まず、私自身、最初の頃に感じたことだったんですが、作詞っていいな、とか、作詞家になりたいな、って思った時に学ぶ場所って、あまりなくて。だから、まずはそういう場を作りたいと。 あとは、作詞って特殊な作業で。文字を使うモノだけど、小説でもなければ、エッセイでもない。曲には欠かせないけど、作曲でもないし。だから、作詞に関しては、ちゃんとひとつのジャンルとして向き合わないといけないモノだって感じていて、作詞に特化する形で何かをやってみたいなって想いがありました。自分も作詞という1つのジャンルと向き合って学んできてすごく楽しかったので、そういうことも伝えられたらいいなと思っています。 -作詞の特徴としては、どんなことがあるんでしょうか? 【昆】ひとつは、作詞は時代を映し、時代に合わせて変わっていくものだってことですね。たとえば、ゴールデンボンバーの「女々しくて」という曲。これまでは「女々しくて」という言葉は、マイナスの意味でしか使われていなかったんですけど、ゴールデンボンバーのこの曲が出てくる頃には、「女々しい」って言葉もそんなに悪くない、っていう雰囲気がでてました。結局、流行る曲が時代を映してるとも言えるのかもしれません。 あと、もうひとつ、作詞の特徴として、作るのは作詞家なんだけど、発信するのは自分ではなくアーティストだという点ですね。そこが他の作品作りとは大きな違う点。それが作詞の一番の面白さだとも思います。 -発信する人が異なると、言いたいことが言いやすくなる感じなのでしょうか?   【昆】言いやすくなるというか言いたいことが増える、自分がいろんな人になれるみたいな感覚ですね。 ジブンと同じ30代で女性で、という立ち位置だけに限らず、自分が女子高校生の気持ちになったり、男子高校生の気持ちになったり。実際の自分とは、全然異なる人間に感情移入しながら書いたりします。これまでに生きてきた自分とは違う自分になれるのは、知らない場所に旅ができる、そんな感じでおもしろいですね。最近だと、男の人目線の曲が楽しい。自分が言われてカッコイイって思える言葉を探すのがすごく楽しい。 大事にしているのは自分が1番の聞き手であるということ。1番最初の聞き手であって、1番の自分のファンでもあるというか、自分が聞いてイイ曲!とか、面白い曲!って思えなかったら絶対に伝わらないと思うので、自分の曲に対してちゃんと聞き手の側でいたいとは思ってます。   -歌い手の側にもなりつつ、聞き手の側にもなりつつ、その両方の側に立っているんですね。 【昆】そうですね。作詞をするときには、いろんな人の立場に立つようにしています。 まず作っている自分自身、受け取るプロデューサーや事務所側、歌い手であるアーティスト、聞いてくれるアーティストのファンの人達、そのすべての人から見て良いと思われるモノでないといけない。このアーティストが歌うときに、適した言葉なのか、不自然がないのかなど、色々な視点で見直すことが大事だなと思います。 ◆心に響く歌詞を書くには? -直球に聞きます。「心に響く歌詞」を書くには何が必要なんですか? 【昆】私の場合は、わかりやすいものを書く、ということをいつも念頭に置いています。わかりやすくするということが、実はすごく難しい。簡単な言葉を入れればいいというわけじゃなく、例えば10のモノを作って7の部分をそぎ落とす、そんな世界。そこをちゃんとわかりやすい3の完成形に落とし込めるかどうかが勝負だなとは思います。考えて、考えて、出てきた言葉をはめる、そのプロセスが大事だから、それをゼミの中でもやりたい。集めて削るということかな。 あと、心に響く歌詞を書くために必要なのは、やっぱりなりきること。相手の気持ちをひたすら考える、ってことなのかなと。さっきも出た、いろんな人の立場に立つということですね。ちょっと言葉を変えると、思いやり。自分でいいなと思えたとしても、自分だけの感覚だったらやっぱり響かない、そこに何が足りないかって考えると聞く人に対する思いやりなのかなと。 -たとえば、熱狂的なファンだったり、子供向けだったり、自分とは異なるタイプのお客さんに向けた曲を作る場合はどうするんですか?   【昆】その時は、研究から始めますね。子供向けだったら、子供に向けた曲をまずリサーチして聞いてみる、子供に向けた作品を見てみる、とか。そして、感情移入をしまくります。きっと、自分が子供じゃなくても、子供が感じる気持ちと同じ感情が自分の中のどこかにあるはずで。それは違うシチュエーションかもしれない、でもジブンの人生の中でも感じたことはあるんだと思っていて。その共通した感情を抽出することが、歌詞の作業で必要だと思います。 たとえば、不倫の歌があります。そこになぜ共感するのかというと、それはみんなが不倫をしているからってわけではなく、不倫の時に感じるどうしようもなく好きだ!と言う気持ちが、不倫以外の場面でも共感できるから。だから、シチュエーションではなく、感情に対して共感してるんだなと。そういうことも紹介できたらいいなって思います。 ◆作詞に悩んでる人に来てもらいたい  -どんな人に来てもらいたいですか? 【昆】作詞が好きだっていう人に来て欲しいし、作詞が苦手だけど、どうにかしたいって思ってる人にも来て欲しいですね。もちろん、アーティストや作詞家を目指してる人にも来てもらいたいです。でもやっぱり1番は、悩んでる人に来てほしいですね。作詞に悩んでる人に来てほしいなぁ。 曲作りは、1人でやることが多いかもしれないけど、第三者に関わりながら作ることで、今まで見えなかった角度からも見えてくると思うので。少し視野が狭めになってしまったり、悩んだりしている人には、すごくいい刺激になるんじゃないかなと思います。  -第三者の視点はやっぱり大事なんですね  【昆】大事です。だから、自分の気づけなかったことに気づけるといいなって思います。何かしらの解決のきっかけを提示できるような感じにはしたいですね。  -具体的には、この作詞ゼミの中ではどんな内容を予定していますか?  【昆】まずは作詞についての基本の部分を伝えます。歌詞の基本的な構造、絶対に守るべきルールなどを学んだうえで、みなさんに書いてきてもらったものを、他人に見せても伝わるかどうか、それを実感、体感してもらう、そんな授業にしたいと思ってます。 また、曲の分析をするコーナーも作ります。時代によって曲は変わるので、今、流行っている曲や最近の曲を取り上げて、そこで使われている歌詞のテクニックを説明できたらなと。第1回目の歌詞分析は「もう恋なんてしない/槇原敬之」「ごめんなさいのKissing You/E-girls」の2曲の予定です。 そして課題曲のメロディを用意して、事前に歌詞を書いてきていただく実践型のワークショップもおこないます。第1回目の課題曲はコチラ⇒https://youtu.be/pXoF9Qx1Ll8 女性アイドルが歌うラブソング、という前提で、歌詞を書いて、当日持ってきてください。   基本的に、J-POPのジャンルを中心にやりたいなと考えています。何かあればリクエストもいただければそれにお応えすることもやります!って感じですね。 ご自身がやられている音楽のジャンルと異なっていても、多くの人に届けたいって気持ちが同じ人であれば、作詞という点で共通する部分は多いと思います。 知識として学ぶ以上に、体験して学ぶことの方が身につきやすいしモノになりやすいと思うので、体感型の授業を心がけていきたいです。   -最後にこれを伝えたいということがあれば  【昆】実際に歌詞を書いてみて、体感して身につけてもらいたいってことです。本だけで分かる事は少ないと思うので。 J-POPを基本に、ワークショップを通して、心に響く歌詞を書く方法を、たくさんの人に体感してもらえたらいいなって思います。 作詞力UPゼミを開催します! このゼミでは、アーティストや作詞家を目指している方を対象に、作詞力の向上を目指します。毎月実施する定期講座で、講師は、チャン・グンソクの「淡い雪のように」の作詞を手がけられた昆 真由美さん。作詞について毎回2時間たっぷり学べる作詞ゼミ、はじまります!情報源: 作詞力UPゼミを開催!講師の昆真由美さんに開催に向けた想いを直撃インタビュー!! | ホムラサウンドのブログ作詞家の、作詞家による、作詞家のための歌詞ポータル。